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商品紹介

2023.03.20

移設・転用が可能な無柱木造建築「木造モジュール」

2025年大阪・関西万博パビリオンで採用の仮設木造建築工法

木造モジュールとは 「木造×転用」

「木造モジュール」とは、当社がこれまで長く手掛けてきた仮設・レンタルの建造物を木造で実現した、移設・転用が可能な木造建築のことです。CLTと呼ばれる木質素材と、ATAハイブリッド構法という技術の掛け合わせで誕生しました。

<特長>
・一般流通材で最大40mの大スパンを実現。店舗、体育館、事務所、倉庫、工場など用途が広い
・短期利用から数年以上の長期設置も可能
・レンタル後は、移設・転用することでコストを抑制(再利用率:80%)

新たな木質素材 CLT(クロス・ラミネート・ティンバー)

CLT(クロス・ラミネート・ティンバー)は、ひき材の繊維方向が直交するように貼り合わせた合板で、反りや狂いが少なく強度が高い特性があります。

材料として使える木の種類が多く、これまでバイオマス燃料用などとして安く処分されていたような木材でも、素材として有効活用できます。先行してCLTが普及した欧州では、戸建て住宅や共同住宅、宿泊施設など様々な建造物に応用され、近年、世界的に普及が進んでいる建築材料です。

ATAハイブリッド構法の特長

  • 価格の安定した一般流通材 +規格化されたオリジナル金物で構築
  • 木材の弱いところを金属で補い、柱のない大空間を実現
  • 部材がモジュール化されており、組みバラシ・転用がしやすい
ATAハイブリッド構法は、富山県にある株式会社ATAが開発した技術であり一般に流通している木材=市販の木材を、独自の金物とワイヤー(鋼材・張弦材)を使って、屋根などのトラス構造の構造物を作るものです。

木造モジュールのメリット 「木材の良さを最大限に生かす」

木材ならではの特性で、「工期短縮、低コスト」「現場の省人化」「快適さ」を実現します。
メリット木造モジュールの特性
工期短縮、低コスト軽量で基礎工事を簡略化できる
現場の省人化規格化された部材のため、施工が容易
快適さ遮熱性、遮音性、調湿性

製品紹介

大阪・咲洲にあるサキシマmorena(面積1356.43㎡ 軒高10.55m 最高高さ11.95m)
■morena(モリーナ)
一般流通材で1500㎡の大スパン空間を実現。無柱なため、スポーツやイベント、工場などにも活用ができます。

【工期概算】
基礎:約2ヶ月
木造建て方:1ヶ月版
屋根・外装塗装:2週間(外壁2度塗り)
電気・内装・サッシ工事:1ヶ月
■Kibaco(キバコ)
200㎡前後と、morenaに比べるとコンパクトな形が特長。仮設倉庫や事務所、店舗など、汎用性の高さが魅力です。

【工期概算】
基礎:約1ヶ月
木造建て方:2週間
屋根・外壁塗装:2週間
電気・内装・サッシ工事:1ヶ月
大阪・咲洲にあるKibaco(面積318.00㎡ 軒高3.7m 最高高さ4.6m)
またKibacoに関しては、株式会社大林組の仮設現場事務所としても活用されています。
※建設現場:岩谷産業株式会社発注の「研修施設計画」(兵庫県神戸市)

株式会社大林組が2030年度までの、施工中の温室効果ガスも含むCO2排出量削減の目標達成に向けた取り組みとして、CO2削減に繋がる複数の施策の実証を実施する中で、西尾レントオールが仮設現場事務所の木造ユニット化と省エネルギー化の要請を受け、同社と共同して検討を進めてまいりました。

株式会社大林組は、さらに太陽光パネルによる創エネルギーや高効率な設備機器とKibacoを組み合わせることにより、2022年10月に木造仮設現場事務所としては国内初となるZEB認証(netZEB※)を取得しています。

ニュースリリース「日本初!ZEB認証の建設現場事務所に木造ユニットを採用~西尾レントオールは木造モジュール建築 「Kibaco」のレンタルで脱炭素化に貢献します~」

環境への貢献

日本は国土の3分の2を森林が占める「森林大国」にも関わらず、その木材資源活用が不十分な現状があります。また、昨今では山林の荒廃も課題の一つとして挙げられています。

このような現状や課題を払拭するためには「持続可能な森林経営」を維持し、植林、育成、伐採、活用という循環・サイクルが必要です。西尾レントオールは木造モジュール事業を通して、木造需要の創出、木造建築の移設・転用によってSDGs達成へ貢献していきます。

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