• ホーム
  • お知らせ一覧
  • 西尾レントオールは、高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を利用した水道管の位置把握が可能な配管施工情報管理システム『HAIKAN-SmartWork』の提供を開始します

西尾レントオールは、高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を利用した水道管の位置把握が可能な配管施工情報管理システム『HAIKAN-SmartWork』の提供を開始します

 西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一)が提供する高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を利用した『配管施工情報管理システム・HAIKAN-SmartWork』を開発し、2023年4月よりご提供を開始しましたので、お知らせいたします。本システムは、水道配管工事において、施工品質の向上、維持管理の効率化、省力化を目的としており、人材不足や高齢化が進む建設・インフラ業界の課題解決に貢献してまいります。
 『HAIKAN-SmartWork/配管施工情報システム』は、配管の施工から管理をシステム化することで、水道管施工の可視化、施工品質の均一化、工事管理書類の自動化など現場の効率化を実現するサービスです。従来、地中に埋めた埋設物の位置は、現場作業者がおおよその位置を紙媒体に手書きで記録しており、情報の把握・記録、施工管理に膨大な時間と負荷がかかっておりました。
 本システムでは、パイプを接合し地中に埋めていく作業の際に、GNSSの信号を活用したソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」により埋設物の位置情報を正確に把握し、クラウド上に記録します。この他にも、スマートフォンアプリを通して、融着機・GPS・他作業の情報もクラウドに集約することで、現場での配管位置確認の時間を大幅に削減し、今後のインフラ管理を従来よりも容易に行うことができます。


<本システムの特長>
・「ichimill」を活用した専用のGNSS 位置測位システムを利用することによって、埋設位置を5~10cmの範囲内で緯度・経度・深さの3次元座標情報を取得することが可能
・マンホール、ガス管などの位置情報を一緒に取得すれば、離隔幅(りかくはば)を把握することも可能
・接合作業の情報やチェックシート、結果などがデジタルデータとして管理できるため、今後のインフラ管理やメンテナンスも容易
・情報がクラウド上に集約されているため、遠隔地からでもリアルタイムに配管工事の状況確認が可能
※具体的な手順:スマートフォンを使って配水管工事の現場で融着機・埋設位置・そのほかの作業情報を収集し、クラウド上にデータをアップロードして管理。写真(右)、赤丸部分にアンテナ、青丸部分がGNSS受信機。
◆ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」とは
 西尾レントオールの『配管施工管理情報システム』は位置情報の取得のため「ichimill」を採用しています。準天頂衛星「みちびき」などのGNSSから受信した信号をもとにRTK測位※1を行うことで、誤差数cm程度の精度で3座標軸(緯度、経度、深さ)の位置情報を取得できるサービスです。
詳しくはこちら ソフトバンクの情報ページ

※1:RTK(Real Time Kinematic)測位とは、固定局と移動局の2つの受信機を利用し、リアルタイムに2点間で情報をやりとりすることで、高精度での測位を可能にする手法のこと。
 
 
 
■西尾レントオール株式会社 会社概要
設 立:2022年10月3日 持株会社制移行に伴い新設
    2023年4月1日 事業承継
商 号:西尾レントオール株式会社(NISHIO RENT ALL CO., LTD.)
代表者:西尾 公志
本 社:〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-17
    TEL.06-6251-7302(大代表) FAX.06-6252-0285
資本金:3億円
従業員:2,200名(2023年4月1日時点)URL:https://www.nishio-rent.co.jp

一覧に戻る

イベント
商品検索