現場機材の管理システムを開発!

弊社では、“IT”の活用による「建設現場の安全・効率化」をテーマにレンタル商品の開発を進めてまいりましたが、同時に大量に保有している商品の社内での管理についてもIT化を急いできました。今回、この二つの流れを統合し、現場での機材管理が簡略化できるシステムを開発いたしましたのでご案内申し上げます。

 

1.現場でご活用いただけるシステムを開発 ~ 導入機材の適正配置、余剰機の削減に効果 ~

弊社では、保有しているレンタル機材管理の合理化を行うため、様々なIT技術の応用を研究してまいりましたが、今回採用したICタグは、これをレンタル機材に貼り付けることで、小型建機や軽仮設機材などの個別認識が容易になり、より精度の高い在庫管理が可能になりました。
また同時に、ユーザーが現場内でレンタル機材を管理できるシステムも開発を進めてきました。そして、実際の現場でテスト導入を行った結果、実用レベルに到達したと判断し、来年より正式にユーザーへの提案を進めていくことになりました。 このシステムは単に現場への出庫、入庫を管理するだけでなく、どの機材を、現場内の誰が、いつ、どこで使用したかのデータを管理し、予約機能によって、必要台数の過不足を防止できる画期的な内容となっています。

 

2.現場での機材運用に大きなメリット ~ 稼働率のUPと管理責任の明確化、労力も軽減 ~

(1)現場へ導入した機材の種類、台数をパソコンの画面で管理でき、その使用者(施工業者・資格者等)、使用場所も登録、管理できます。

(2)事前に各施工業者から必要台数を申請してもらうことで、無駄のない機材の配置ができ、結果稼動率もアップします。

(3)さらに、管理責任も明確になり、機材の滅失や紛失を防止、低減できることになります。

(4)管理可能なものは、ICタグが取り付けられる全てのレンタル機材となりますので、請求明細との確認が容易になります。

 

3.本格的にICタグを活用したレンタル機材の管理を展開 ~ ICタグ取り付け完了後、全国で展開 ~

現在、弊社の機材に順次このICタグを取り付けています。現場でもご活用いただける体制が整った地域から順次、営業PRを開始する予定です。特に、大型現場で大量にレンタル機材を使用される大都市圏を先行して取り付けてまいります。

モデルケースとして取付けをスタートさせた大阪地区の小物を中心とする営業所では、対象となる機材の約90%以上取り付けが完了しています。 なお、この現場での管理システムについては、その工夫した点などをまとめ特許として出願中です。今後も、お客様からのニーズを組み上げ、このような現場のIT化に役立つ機材やソフトの開発を進めてまいります。

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