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膜厚計 LZ-373

  • 膜厚計 LZ-373
  • 膜厚計 LZ-373

磁性体および非磁性金属上の被膜厚の測定ができるデュアルタイプの膜厚計です。

・小型・軽量のコンパクトボディです。片手に入る大きさで、測定現場でも手軽に使用できます。
・通常の膜厚管理で必要とする機能を網羅し装備しています。下記の16機能を必要に応じ設定することが可能です。
○アプリケーション選択
○素地補正
○データ削除
○データメモリ
○上下限設定
○統計計算(測定回数・平均値・標準偏差・最大値・最小値)
○表示選択
○日付・時刻
○自動 Off 時間
○バックライト明るさ
○バックライト時間
○単位
○データ出力
○自動ロット区分
○測定方法

商品コード
0072121246
メーカー
ケツト科学研究所

仕様

品名 膜厚計
型式 LZ-373
メーカー ケツト科学研究所
測定方法

電磁誘導/渦電流式兼用

測定対象 磁性体上の非磁性被膜および非磁性金属上の絶縁被膜
測定範囲 電磁誘導式:0~2500μmまたは99.0mils

 

渦電流式:0~1200μmまたは47.0mils

測定精度 50μm未満:±1μm

 

50μm以上1000μm未満:±2%

1000μm以上:±3%

分解能 100μm未満:0.1μm

 

100μm以上:1μm

適合規格 電磁誘導式

 

JIS K5600-1-7、JIS H8501、JIS H0401

ISO 2808、ISO 2064、ISO 1460、ISO 2178、ISO 19840

BS 3900-C5

ASTM B 499、ASTM D 7091-5、ASTM E 376

渦電流式

JIS K5600-1-7、JIS H8680-2、JIS H8501

ISO 2808、ISO 2360、ISO 2064、ISO 19840

BS 3900-C5

ASTM D 7091-5、ASTM E 376

データメモリ数 約39,000点
検量線メモリ (アプリケーションメモリ)
電磁誘導式50本、渦電流式50本の検量線を記憶
プローブ 一点接触定圧式(LEP-J、LHP-J)
表示方法 デジタル(バックライト付LCD、表示最小桁0.1μm)
外部出力 パソコン(USBまたはRS-232C)
電源 100時間(バックライト非点灯時、連続使用)
使用温度範囲 0~40℃
付加機能 各種機能16種
寸法/質量 75(W)×145(D)×31(H)mm/0.34Kg

■クイックマニュアル(写真をクリックすると拡大されます)

1.付属品のチェック

①標準板6種類

②金属板ケース

③本体

④黒のプローブ(測定対象が鉄の場合に使用。電磁誘導式。)

⑤グレーのプローブ(測定対象が非鉄の場合に使用。過電流式。)

⑥アルミ板

⑦鉄板

2.測定方法

①本体にプローブを接続します。(例では付属の鉄板で解説しています。)

測定対象の素材に合わせてプローブを選択してください。

※測定対象が「鉄の場合は黒」 「非鉄の場合はグレー」

②出荷時に付属品の素地で調整をしています。そのままでも測定可能ですが、より精度よく測定を行いたい場合は、測定前に測定対象の素地を用いて調整を行います。

③測定対象の塗膜を測定します。(例では解説用に付属の鉄板に塗装を施しています。)

3.素材補正(標準板調整)

測定対象の素地で素材補正を行うことで、より精度よく測定出来ます。下記の素材補正(標準板調整)を参照

①写真のように金属板を標準板ケースにセットし、本体とプローブを繋げます。

②【左矢印 (スクロールキー)】 → 調整→ 【ENT(エンターキー)】を選択します。

③測定対象に近い厚みの標準板を4枚選択する。

④画面に【標準板0】が表示されているか確認します。この状態で金属板のみの状態で 5~6回測定します。

⑤測定値を、0に合わせます。【ENT(エンターキー)】→【0】→【ENT】を選択します。

⑥ ③で選択した標準板を乗せて5~6回測定する。測定後【ENT】→【標準板の厚み】→【ENT】を選択する。※【標準板の厚み】は赤丸部分に表記しております。(例は49.6μm)

⑦精度を高めるために③の表で選択した残りの3枚の標準板を使って、同様に⑥の流れで補正を行ってください。(調整後、電源を切っても校正した設定は記憶されています。)

⑧4点(素地と標準板3枚)以下で調整する場合は、必要な枚数だけ標準板による調整を行い⑥の流れの後、もう一度【ENT】を選択してください。

以上

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