・各種作業現場での爆発防止、酸欠、中毒事故防止用の有害ガス検知器です。
・大流量ポンプを内蔵した水素防爆仕様です。
・1台で酸素・硫化水素・一酸化炭素・可燃性ガス (メタン) を同時に検知し警報で知らせます。
・マンホール、タンク内の作業時など浮子式ガス採集器 (8m) にて作業場所の連続測定を行う使い方があります。
・大流量ポンプを内蔵した水素防爆仕様です。
・1台で酸素・硫化水素・一酸化炭素・可燃性ガス (メタン) を同時に検知し警報で知らせます。
・マンホール、タンク内の作業時など浮子式ガス採集器 (8m) にて作業場所の連続測定を行う使い方があります。
■硫化水素の人間に対する作用と毒性
濃度(ppm) | 作用又は毒性 |
0.025 | 臭覚でできる限界。但し個人差大 |
0.3 | はっきり臭う |
3~5 | 中等度の強さの不快臭 |
10 | 眼の粘膜が刺激される下限。許容濃度 |
20~40 | 強烈に臭うが、耐えられぬことはない。肺粘膜刺激の下 |
100 | 2~15分で臭覚が鈍ま。1時間で眼、気道の刺激。 8~48時間の連続暴露で死亡することあり。 |
170~300 | 1時間暴露で重大な健康障害を起こさぬ限界 |
400~700 | 30分~1時間の暴露で生命の危険あり |
800~900 | 速やかに意識喪失、呼吸停止、死亡 |
1000 | 直ちに意識喪失、死亡 |
■一酸化炭素の人間に対する作用と毒性
濃度 (ppm) | 作用又は毒性 |
100 | 数時間の呼吸後でも目立った作用はない |
200 | 1.5時間前後に軽度の頭痛を引き起こす |
400~500 | 1時間前後で頭痛、吐き気、耳鳴り等を起こす |
600~1000 | 1~1.5時間前後で気を失う |
1500~2000 | 30分~1時間前後で頭痛、めまい、 吐き気が激しくなり、意識を失う。 |
3000~6000 | 数分で頭痛、めまい、吐き気等が起こり、 10~30分の暴露で死亡。 |
10000 | 直ちに意識喪失、死亡 |
■可燃性ガス (イソブタン:C4H10) の性質及び危険性
主な性質 | 特徴的な臭気のある、無色圧縮液化ガス 水への溶解性:溶けない 比重:0.6 融点:-160℃ 沸点:-12℃ 発火点:460℃ |
危険・有毒性 | 発火点・爆発性: 人体への影響空気と爆発性混合ガスを作る。 爆発範囲=1.8~8.4% 窒素性ガスで催眠作用がある。含有の空気を30分間吸入すると意識消沈し、抑うつ状態になる。 |
■%LELとVOL%について
メタンガスは、空気100 中最低5 存在すると、引火により爆発します。5%なので『5VOL%』と表します。この爆発が起きる最低濃度を爆発下限界濃度といいます。この爆発下限界濃度=100%として表したものが%LEL (Lower Explosion Limit) です。メタンの場合は、5VOL% =100%LELになります。