咲洲モリーナ・Kibaco

持続可能な社会という視点でNISHIOグループが考えるのが「木造モジュール」です。一般流通している木材を使って、独自技術「ATAハイブリッド構法」を用いた、柱のない大空間を実現します。咲洲モリーナの面積は1356㎡(梁間38m×桁間35m、最高高さ約12m)で躯体は国産の杉を使ったCLTパネル64枚で構成されている。国内最大級の無柱空間です。短工期・軽量といった建築メリットから、移設・転用が可能な木造建築の新たな選択肢としてご提案しています。時代のニーズとマッチしたこの施設そのものも、新しい展示会やイベントを生み出すイノベーションの場・挑戦の場として展開していきます。

木の箱をイメージして名付けられたこのKibaco、面積は318㎡(軒高3.7m・最高高さ4.6m)、120mm厚のCLTパネル51枚で材積は17.63㎥、集成材の材積は41.78㎥で構成されています。パネル部材を予め加工・規格化することで工期短縮とコスト削減に繋がり、自社拠点や倉庫など様々な施設の木造化プロジェクトも推進するアイコンとなっています。木造ならではの自然素材の美しさや温かみを体感でき、心地よさや安心感を得られる施設、それがKibacoです。こちらにはショールーム的な機能や、咲洲モリーナでスポーツをはじめとする各種イベントが開催される際のバックアップ拠点、あるいは事務所や交流の場として多様な使われ方が想定されています。